告白

上手に断る方法、コツ

女性にとって非常に難しいコミュニケーションの一つに、意中ではない男性からの誘いをどのように断るかということがあります。

一般的な傾向として、女性よりも男性の方が「自分は相手から好かれている」と思い込みやすいものです。
そのため、自分としては誰にでもしているような親切が、相手にとっては恋愛感情のアピールのように受け取られてしまうこともよくあります。

嫌われるよりは好かれた方が嬉しいものですが、かといって自分には全くその気持はないのに一方的に誘われ続けるというのはかなりストレスになってしまうものです。
特にその人と仕事などの関係でどうしても完全に関わりを断ち切ることができなかったりする場合などは、できるだけ穏便に意思表示をしたいと考えるところでしょう。

まずそうした最初から恋愛感情がない相手からの誘いに対しては、できるだけ早い段階ではっきりと断っておくということが大切です。
相手を傷つけまいとして、告白をされても「考えさせてほしい」「今はタイミングがよくない」といった曖昧な態度をとっていると、いつかチャンスがあるものと相手の気持ちを引きずらせてしまうことになります。

相手の気持ちを試すためにわざと返答を曖昧にする女性もいるようですが、仕事などに関わる場合はあまりそうした態度は勧められません。

断り方としては「気持ちは嬉しいけど、他に好きな人がいる」「友達でいたい」といった言い方が良いでしょう。
拒絶をするにしても、その気持までは嬉しいけれども恋愛には至らないといった言い方をしておくと、スマートに相手に納得してもらうことができます。

注意点

男性からの告白を断る時に注意したいのが、相手から逆恨みをされないようにするということです。
中には勘違いから「お前も俺が好きなんだろう」というような自信満々な告白をする人もいますが、そうした人の鼻をへし折ろうとしてわざと傷つけるような言い方をするのは絶対にNGです。

そもそもそうした自信過剰な人はプライドが高いので、強く拒絶をするほど仕返しをしてやろうという気持ちをもたせることになってしまいます。
ストーカー被害に悩む女性も多い現代ですが、そうしたきっかけとなるのは最初に自分を「拒絶された」という気持ちが元になっていたりするのです。

ただし男性によっては優しい言葉で告げていても、それを好意の裏返しとしてとったりすることもありますので、どこまでの口調で伝えるかということは本当にその時々ということになるでしょう。
どうしてもしつこく誘われ続けてしまうという場合には、一対一ではなく間に誰かに入ってもらって、そこで穏便に話をつけるようにしておくのがよい方法と言えます。

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