東京の魅力
地方に住む人にとっては、大都会東京は憧れの対象です。
観光で一度くらいは東京に行ったことがあるという人であっても、実際に東京都内に住むというのは全く違った印象になってきます。
住む場所としての東京の最大の魅力は、その娯楽の多さにあります。
地方でも観光都市には沢山のスポットがありますが、絶対数ということで言えば東京以上の都市はありません。
飲食店やファッション、その他雑貨店や海外からの出店チェーンなど、全ての面において数も質も全国一です。
ですので、東京に住んでいるということはそれらにいつでも好きなタイミングでアクセスすることができるということになります。
テレビ局や雑誌社も東京に集中していることからメディアの発信地でもあり、街中で有名人に会える可能性もぐっと高くなります。
言ってみれば普段の生活そのものが刺激に富んだものになるということですので、特に何かするということでなくともワクワクする刺激に出会えるということが最大の魅力です。
一度東京に住んだ経験がある人が、その後地方に戻っても「東京に住んだ事がある」という経験は一つの貴重なブランドとなってきます。
東京生活のメリット、デメリット
そんな東京生活でのメリットでも大きいのが、仕事を多くの分野から選ぶことができるということです。
東京都内は人口が飛び抜けて多いこともあり、求人数も全国で飛び抜けています。
ですので新生活をするために上京して、そこで仕事を探すということができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
地方都市の場合求人にはどうしても偏りがあり、自分の希望する職種につくことが難しいことがあります。
ですが東京都内では様々な業種・業態がありますので、自分にあった仕事を見つけやすいというメリットがあるのです。
その一方で、デメリットとなるのが生活そのものの基盤です。
地方都市では地価が下落傾向にありますが、都内においてはここ数年で急激に上昇している地域が多くあります。
そのため住居を探すにしても、予算内で住めるところを探すとどうしても交通の利便性のよくない郊外にならざるを得ないということもあり、そこで生活のしづらさを感じることもあるようです。
東京に移住してそこでうまく仕事を見つけることができればよいのですが、思うような待遇でない場合には給与の大半を家賃などの住居費に取られてしまうということもあります。
賃金に対しての生活費の割合で考えたときに妥当であるかということは、東京に住んで働きたいと考えている人にとっては重要でしょう。
また人口が多いということから、常に多くの人と接しなくてはならないということも、東京で暮らす時の一つのポイントになります。