疲れがたまった時のリフレッシュ方法

運動

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疲れがたまる仕組み

社会人になるとどうしても「疲れがたまる」「眠っても完全に疲れが取れない」といった悩みを感じるようになってきます。

10代の若い時期には疲れることと言えば、部活で激しい運動をしたときや、受験勉強で長く机に向かっていた時などです。
それが20代も後半になってくると、特に何かをしたというわけでもないのに朝起きた時になんとなく気分がすっきりしなかったり、何かしなければいけないと分かっているのになかなか席を立つことができなかったりということが起こったりします。

まず「疲れ」についてですが、これは例えば激しいスポーツをしたりして、体に過度の負担をかけた時などに起こります。
しかしそうした体力的な負担は特になかったにも関わらず「疲れた」と感じるのは、脳が疲れを認識しているということが原因です。

人は疲労感を感じる時、自律神経の中枢部分から「疲れた」という信号が出されます。
これは脳が「これ以上それを続けると体に害がある」ということを伝えているからです。
そのためデスクワークであっても、脳が疲労を感じているとずっと疲労感が出され続けることになるので、体を動かしたかどうかに関係なくずっと疲れが残ったように感じられるのです。

これが慢性化してくると自律神経の中枢に傷がついて、完全に回復をしづらくなってしまいます。
ですので、仕事で疲れを感じているなら早めにその疲れを解消するための方法をとっていくことが必要です。

リフレッシュ方法

溜まった疲れを解消するためには、まず脳から「疲れた」という信号を切ることが大切になります。
仕事をいつまでもやっていて、自宅に戻ってもそのことばかりを考えているようでは、脳内からずっと「疲れた」という信号が出続けることになるでしょう。

最もよいのはプライベートできっちりと気持ちを切り替えて、別に楽しさを感じることができることをするということです。
趣味に打ち込むのもいいですし、映画や漫画など自分の好きなものを見てそこに入り込むというのもよい方法と言えます。

大切なのは、その疲労を感じている原因になっていることを、一時的にでも頭の中から消してしまうということです。
特にこれといって趣味がない人なら、軽いものでもよいので運動をしてみることをおすすめします。
最初のうちは軽く汗ばむくらい周辺を歩いてみるといったことだけで十分です。

そうした運動をすることで、脳が体の疲れとして認識をすることになるので、肉体的な疲労感の回復とともに精神的な疲れも一緒に回復することができるようになります。
精神と肉体は別のものではなく一体のものですので、基礎的な体力がついてくるとそれが精神的なストレスへの耐久力にもつながっていくでしょう。

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